• 【エピソード16】白川 優子(手術室看護師) : 紛争地の看護師から採用担当への転身、そして伝え続けるということ
    May 25 2025

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    国境なき医師団(MSF)への入団から約8年、白川は手術室看護師として、世界中の紛争地の現場から現場を渡り歩く日々を続けてきた。患者に寄り添うという看護の原点を常に忘れず、医療の最前線に立って。しかしある時、彼女は自身のキャリアについて大きな決断をする。それは、かつての自分のようにMSFへの参加を夢見る新しい人材の発掘を担う採用担当への転身というものだった。白川に採用され、仲間となったMSFのスタッフの多くは今も現場で活躍している。


    MSFの現場は困難なことだらけだけど、希望もたくさんある。救える命がたくさんある。自分たちを待っている患者がいる。そう信じて白川は再び現場に赴き、これからもそこで出会った人びとの、声なき声を伝え続けるだろう。


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  • 【エピソード15】白川 優子(手術室看護師) : 紛争地の看護師として活動するまでの長い道のり
    May 18 2025

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    白川がMSFの存在を知ったのは7歳の時だった。世界情勢を報じるテレビで「国境なき医師団」の文字を見た時に受けた衝撃は、今でも忘れていない。


    看護師になってから数年後、MSFがノーベル平和賞を受賞したニュースを聞き、すぐに派遣希望者向けの説明会に参加した。英語力に自信がなかった白川は、一念発起してオーストラリアに留学して看護資格を取得し、経験を積む。努力の末、7年後にMSFに応募し採用された白川は、すぐに紛争地の看護師としての道を歩み始める。


    病院が空爆の危険にさらされる中、血だらけの患者が次々と運び込まれてくる手術室。時として危険が迫り退避という判断を迫られる厳しい現場で、白川は何を感じてきたのか。


    (特別ゲスト:MSF活動責任者・落合厚彦)


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  • 【エピソード14】野坂 慎吾(アドミニストレーター) : 戸惑いとやりがいー異文化の中で信頼関係を築く
    May 11 2025

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    野坂が夢と期待に胸を膨らませて挑んだ初回派遣の地、南スーダン。到着後に任された大きな仕事の一つが、数百人の現地採用スタッフに対して現金で給与を支払うという慣れない仕事だった。


    アドミニストレーターとして医療援助活動を支える大切な仕事にやりがいを感じながらも、日本と現地のビジネス文化の違いに戸惑う野坂。彼はどのようにして人々との信頼関係を築くことができたのか?


    MSFが、その重要な活動原則の一つである「独立性」を確保できるのは、その資金が世界中の寄付者に支えられているからである。その大切な資金の運用を現場で任されている野坂が、MSFの魅力を語る。


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  • 【エピソード13】野坂 慎吾(アドミニストレーター) : 本当にやりたかったことに気づいた時
    May 6 2025

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    親の仕事の関係で若い頃をケニアとタンザニアで過ごした野坂。カナダの大学で経済学を学び、日本に帰国後、外資系金融機関に就職した。そこでビジネス・パーソンとして成長したが、やがて「本当にこれが自分のやりたかったことなのか?」と疑問を感じるようになった。国境なき医師団(MSF)のスタッフと運命的な出会いを果たしたのは、そんなころだった。MSFの世界に強い関心を抱いた野坂は、すぐに関連書籍を購入し、当時開催されていたMSFの写真展に足を運ぶ。そして、これこそが自身の天職だと確信する。


    今の仕事に不満がある訳ではない。しかし「本当にやりたかった事をやる」と決めてからの決断は早かった。育った環境や学んだ学問、培ったビジネスの経験を活かし、野坂はMSFへの入団を目指す。


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  • 【エピソード12】李 理華(産婦人科医):日本では当たり前の事が、当たり前ではない世界
    Apr 27 2025

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    初回派遣地の南スーダンの空港に降り立った李。紛争を逃れた多くの国内避難民が暮らす文民保護区が、初の勤務地だ。そこではケニア人の熟練の助産師たちとのチームワークを通じ、物資が不足する現場での産科医療を学んだ。


    派遣を重ねる中、アフリカでは出産がいかに命懸けなものかを痛感する現場に数多く立ち会う。妊娠中にマラリアに感染し、陣痛を訴えながら命を落とした10代の妊婦。自分の体への負担を覚悟の上で10回も妊娠する母親、そしてその切実な背景。


    日本では当たり前の事が、当たり前ではない世界。困難な現場で様々なジレンマを感じつつ、産婦人科医として李が活動を続けるその理由とは?


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  • 【エピソード11】李 理華(産婦人科医):世界には出産で命を落とす妊婦が多くいる事を知り、MSFへ
    Apr 20 2025

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    産婦人科医を志したきっかけは、医学生と研修医時代、帝王切開の現場に立ち会った時の感動だった。


    その後、長崎で熱帯医学を学び、世界には顧みられない病気がある事を知る。また、当時働いていた大学病院では中東出身の妊婦を見る機会があり、さらに当時、中東で「アラブの春」が起こる中で、李は海外の産科医療の実情に強い関心を抱いた。


    日本では考えられないような理由で、世界では出産の際に命を落とす妊婦が多くいるという事に衝撃を受けた李は、やがてMSFへの入団を目指す事となる。日本と世界で活躍する産婦人科医として、李が自身を突き動かすものについて語ります。

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  • 【エピソード10】末藤千翔(活動責任者):紛争下の極限状態の中、いかにして病院を守ったのか
    Apr 13 2025

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    末藤の初回派遣地は90万人のロヒンギャ難民が身を寄せるバングラデシュ。2018年のことだった。当時で最大規模のプロジェクトの一員として、次々と到着・帰国する海外派遣スタッフの渡航手配を一手に引き受ける役割を担う。懸命に生き抜く難民の姿を目の当たりにし、志を共にする多くの仲間たちに出会い、医療人道援助の意義を深く心に刻んだ。


    2023年、プロジェクトのリーダーとして内戦下のスーダンへ。戦闘の最前線と化した首都ハルツームの病院で、末藤は最小限の人員と資源で活動の継続を決意。末藤はどうやって、迫りくる戦闘と武装勢力から病院を守ることができたのか。


    極限状態の現場のリアルを、末藤が語ります。


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  • 【エピソード9】末藤千翔(活動責任者):若い頃に培った国際感覚を活かし、国際人道援助の最前線へ
    Apr 6 2025

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    幼少期を海外のインターナショナルスクールで過ごし、9歳で日本へ帰国した末藤。

    異文化の狭間で育った彼女は、高校時代にイギリスのサマースクールに参加。そこで出会った現地の医学生の国際感覚に強い影響を受け、将来、自分も世界のために何かしたいという想いが芽生える。


    日本の大学に進学し、1年間の留学や日本の国連機関でのインターンを経験。国際社会で活躍することへの志をさらに深めた。そして、プロフェッショナルとして国際人道援助の最前線に立つことを決意する。


    若くして国際的な感覚を身に着けてきた彼女は、なぜ国境なき医師団への参加を志したのか。末藤が語ります。


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