• 《1418》がんになったら手にとるガイド📖10年ぶりの大改訂‼️
    Dec 16 2025
    ■本日ご紹介する書籍国立がん研究センターのがんになったら手にとるガイドhttps://www.shogakukan.co.jp/books/77803650破格の1100円‼️👀★こちらからPDF・電子書籍が無料でみられます★https://ganjoho.jp/public/qa_links/book/public/tenitorugaido.html#01この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsl7FHjYSSkTwuqtykiCSGVcsFaMFncPHdipuFQRo8C_MFZA/viewform?usp=dialog面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは#心身健康ラジオ#たけおがお答えしますをつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください!#医療 #健康  #スタエフ医療部■AI要約(誤字はご勘弁ください)内科医たけお氏がパーソナリティを務める「心身健康ラジオ」の放送内容要約です。今回は、2日連続の書籍紹介として、2023年12月12日に出版されたばかりの『国立がん研究センターの がんになったら手にとるガイド』(小学館クリエイティブ)を取り上げています。**【紹介のきっかけ】**たけお氏は前日、中学校の授業に登壇し、100名以上の1年生に向けて「がん教育」を行いました。その準備や講義を通じて、がんについて学ぶのであれば「この1冊があれば十分ではないか」と強く感じたのが本書です。ちょうど授業の直前に10年ぶりの改訂版が出版されたというタイムリーな背景もあり、今回の紹介に至りました。**【書籍の概要】**本書は、がん情報の信頼できるポータルサイトとして知られる「がん情報サービス」の内容を一冊の書籍にまとめたものです。2015年の初版から約10年ぶりの改訂となり、内容は最新のものに刷新されています。構成は、本編の解説書と、別冊付録の2部構成になっています。**【本編の内容:全7章の網羅的なガイド】**本編は以下の7つの章で構成されており、医療面から生活面まで幅広く網羅されています。* **第1章**:がんと診断された時、治療前に知っておきたいこと* **第2章**:がんのを知るための検査とその目的* **第3章**:治療法を考える(がん治療の基本)* **第4章**:治療中の体に起きること(副作用と対処法)* **第5章**:療養中に考える暮らしのこと* **第6章**:がんの治療、その後* **第7章**:がんの治療とお金、療養を支える制度たけお氏は、特に第5章以降の「生活面」「暮らし」「お金」に関する記述が充実している点を高く評価しています。単なる医学的な治療解説にとどまらず、がんになった後の人生をどう送るかという視点がしっかりと盛り込まれています。**【注目ポイント1:信頼できる「体験談」】**各章の終わりには、合計34の「体験談」が掲載されています。インターネット上には個人の特殊な事例や偏った情報も多い中、本書の体験談は一般的で多くの患者さんが共感・理解しやすい内容になっています。これから治療に向き合う人にとって、非常に参考になる「あやしくない」等身大の情報が得られる点が魅力です。**【注目ポイント2:別冊付録「私の療養手帳」】**本書には『私の療養手帳』という64ページにわたる別冊付録がついています。これは、自分自身の病状や治療経過、その時々の気持ちを書き込めるノートです。自分の状況を客観的に整理できるだけでなく、医師や家族に自分の状態を正確に伝えるためのツールとしても非常に有用であると推奨されています。**【衝撃の事実:全文無料公開と価格】**本書の価格は税込み1,100円と、このボリュームにしては破格の設定です。しかし、それ以上にたけお氏が驚きを持って伝えているのが、「がん情報サービス」の公式サイト上で、**この書籍の全文がPDFや電子書籍として無料で公開されている**という事実です。通常、出版権などの関係で難しいはずの全文公開がなされているのは、公的な資金が入っているためではないかと推測されますが、いずれにせよ読者にとっては大きなメリットです。たけお氏は、現物を手元に置きたい人は書籍を購入し、まずは内容を確認したい人はWebで読むという使い分けを提案しています。特に付録の「私の療養手帳」に関しては、PDFを印刷して書き込んで使うのも良い...
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    8 mins
  • 《1417》渥美正彦先生『ぐっすり!』😪書評📖
    Dec 15 2025

    ■本日ご紹介する書籍

    ぐっすり!

    1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド

    https://www.tokuma.jp/book/b670867.html


    大人気の睡眠専門医・渥美正彦医師の快眠指南本『ぐっすり!』、徳間書店より11/28発売! 冒頭P40までを特別公開!

    https://note.com/tokuma_bungei/n/n212a212fd7cd


    どうでもよい豆知識)ぐっすりの語源

    https://chatgpt.com/c/69406fdb-6de8-8323-a22c-04d0332904e8

    https://gemini.google.com/app/7d246e9eb8fc6f5a


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけお氏が、睡眠専門医である渥美正彦先生の著書『ぐっすり 1万人を治療した専門医が教える最強の睡眠メソッド』(徳間書店)について書評を行いました。以下にその内容を要約します。


    **【書籍の概要と特徴】**

    本書は、睡眠に関する「奇策」や「特定の食べ物」に頼るような内容ではなく、著者の真面目な人柄が反映された、非常にオーソドックスかつ王道的な睡眠医学書です。タイトルである「ぐっすり」の語源が英語のGood Sleepではなく、江戸時代の文献(浄瑠璃)に由来するというトリビアも紹介されつつ、科学的根拠に基づいた内容が展開されています。


    **【構成とたけお氏推奨の読み方】**

    本書は全4章と巻末付録で構成されています。

    * **第1章:** エビデンスに基づいた「睡眠の新常識」。専門家にとっては講演のネタになるほど充実しているが、一般読者には少し難解で眠くなる可能性がある。

    * **第2章:** 快眠メソッド(19項目)。睡眠衛生指導で扱われるような「当たり前」だが多くの人が実践できていない基本事項。

    * **第3章:** 中途覚醒対策。

    * **第4章:** 睡眠Q&A。


    たけお氏は、本書を**「第4章(Q&A)→第2章→第3章→最後に第1章」**の順で読むことを推奨しています。まずはQ&Aで疑問を解消し、実践的なメソッドに入り、最後に理論的な背景(第1章)を学ぶのが入りやすいとのことです。


    **【評価ポイント】**

    * **睡眠日誌の重要性:** 特別付録の「睡眠日誌」を高く評価しています。不眠の人は自身の睡眠を感覚で語りがちですが、記録をつけて客観視・視覚化することは治療において必須であり、実際の臨床現場でも使われている手法です。

    * **YouTubeとの連携:** 著者のYouTubeチャンネルと併せて読むことで、より理解が深まると推奨しています。


    **【著者へのリクエスト(注文)】**

    たけお氏は素晴らしい書籍であると前置きした上で、以下の3点を「注文」として挙げています。

    1. **自律訓練法の掲載:** 第3章で「筋弛緩法」が紹介されているが、自律訓練法推しのたけお氏としては、こちらも併記してほしかった(ただし筋弛緩法も効果的)。

    2. **参考文献の明記:** 第1章で紹介されている多くの研究データの出典(論文元)を、ノートやQRコードなどで参照できるようにしてほしかった。

    3. **「おわりに」の公開:** ネット上の試し読みでは「おわりに」が読めないが、ここには著者の本音が書かれているため、読めないのは勿体ない。


    **【総評】**

    真摯に睡眠に向き合いたい人にとっての「教科書」として最適な一冊であり、不眠に悩む方には、まず睡眠日誌をつけることから始める本書の手法が強く勧められています。

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    11 mins
  • 《1416》原因を振り返らない心理療法なんてアリ⁉️
    Dec 14 2025

    【本日のご質問】

    いつもありがとうございます。

    みんなの心療内科読ませていただきました。

    ミラクル・クエスチョンとスケーリング・クエスチョン、興味シンシンです☝️みなさんにも知っていただきたい内容です。ぜひこちらで解説をお願いします。日常生活で子どもとの対話でも使用したい技法です☝️


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    武雄内科クリニックの院長、内科医たけおがお送りする「心身健康ラジオ」。今回は、リスナーの方から寄せられた「ミラクル・クエスチョン」と「スケーリング・クエスチョン」についての質問にお答えしました。


    これらは**「解決志向アプローチ(Solution Focused Approach:SFA)」**と呼ばれる心理療法の代表的な技法です。一般的な医療では「原因」を追究して治療を行いますが、世の中には原因がわかっても解決できないことや、原因への対処が難しいケースも多々あります。そこで、原因(過去)にとらわれず、「どうなれば良いか」という未来の解決像に焦点を当てて現状を打開しようとするのがSFAの考え方です。


    SFAには、以下の非常にシンプルな3つの中心哲学があります。

    1. **うまくいっているなら、変えようとするな。**

    2. **一度やってうまくいったのなら、またそれをせよ。**

    3. **うまくいっていないのであれば、違うことをせよ。**

    当たり前のことのようですが、うまくいっていない方法に固執してしまうことは日常よくあるため、この原則に立ち返ることが重要です。


    この哲学を実践するための具体的な技法が、ご質問の2つのクエスチョンです。


    **【1. ミラクル・クエスチョン】**

    「夜寝て、朝起きたら奇跡が起きて問題が解決していました。その時、世界はどう変わっていますか?」と問いかける技法です。

    たとえ現実には病気や制限があったとしても、「もし制限がなかったらどんな状態が理想か」という未来像を具体的に思い描いてもらいます。理想と現実のギャップを把握し、現実に少しでもその理想に近づけるための行動プランを考えるきっかけを作ります。ただし、唐突な質問に聞こえるため、相手との信頼関係(ラポール)が築けていることが前提となります。


    **【2. スケーリング・クエスチョン】**

    現状を0点から10点(あるいは100点)で数値化してもらう、より現実的な技法です。

    例えば患者さんが現状を「30点」と答えた場合、「あと70点足りない」と見るのではなく、**「なぜ0点ではなく30点も取れているのか?」**という視点で問いかけます。これにより、その人が既に持っているリソース(強みやできていること)を引き出し、肯定的な側面を強化します。

    さらに、一気に満点を目指すのではなく、**「30点を31点にするには、明日どんな小さなことができればいいか」**を一緒に考えます。ほんの少し良くするための具体的な行動(スモールステップ)を模索することが、事態を好転させる鍵となります。


    原因追求だけでは行き詰まる場面でも、未来志向で「ほんの少し良くする方法」を考えるこのアプローチは、医療現場だけでなく、子育てや職場での対話にも非常に有効です。ぜひ日常に取り入れてみてください。

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    9 mins
  • 《1416》健診で尿蛋白1+ 異常ですか?
    Dec 13 2025

    【本日のご質問】

    健診での尿検査は、タンパク+(要経過観察)でも精密検査が推奨ですか?

    おそらく血液検査と照らし合わせての判断だと思うのですが、たけお先生から学んでいると、尿検査が+の時点で異常なのでは?と思いました。


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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    以下は、今回の放送内容の要約です。


    **テーマ:健診で「尿蛋白(1+)要経過観察」が出た場合、受診は必要か?**


    今回の放送では、リスナーからの「健康診断で尿蛋白が(1+)となり『要経過観察』という判定だったが、精密検査を受けるべきか?」という質問に対し、腎臓専門医かつ産業医である内科医たけお先生が回答しました。


    **【結論】**

    たけお先生の回答は**「ぜひ再検査(再検)を受けてほしい」**というものです。たとえ健診結果の指示が「経過観察」であっても、一度医療機関を受診することを強く推奨しています。


    **【受診を勧める理由】**

    **1. 簡易検査の不確実性**

    健診の尿検査は「試験紙法」を用いており、尿の「濃度」を測定します。そのため、脱水気味で尿が濃縮されているとプラスに出やすく、水分量によって結果が変動します。本当に蛋白が出ているかを確認するためには、改めて再検査を行う必要があります。


    **2. ガイドラインの判定基準**

    「日本人間ドック・予防医療学会」の判定区分(2025年度版)において、尿蛋白(1+)は**「C判定(要再検査・生活改善)」**に分類されます。「A(異常なし)」や「B(軽度異常)」ではなく、医学的には再確認が求められるレベルです。なお、(2+)以上は「D判定(要精密検査)」となります。


    **3. 見逃せないリスク**

    尿蛋白に加え「尿潜血」もプラスの場合は、IgA腎症などの可能性があるため、即座に精密検査が必要です。また、蛋白のみの陽性であっても、腎機能(eGFR)が低下している可能性がゼロではありません。


    **【まとめ】**

    尿蛋白が1回プラスになっただけで即座に重病というわけではありませんが、放置するのはリスクがあります。たけお先生は、「いきなり腎生検(組織検査)をするわけではないので、まずは内科等を受診し、一般的な尿検査と血液検査で原因がないかを確認してほしい」とアドバイスしました。自己判断せず、一度「再検査」を受けることが重要です。

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    7 mins
  • 《1415》一週間の放送の振り返りと怒涛のコメント返し☝️
    Dec 11 2025

    ・心療内科学会感想速報!

    ・回復の見込みの判断

    ・ドキュメント72時間 健診をめぐる物語

    ・興味シンシン☝医療ニュース


    今週もたくさんのコメントありがとうございました!

    以下の宿題提出お願いします!

    (質問も大歓迎です←マジ大事!! コメント返しは質問を優先的に取り上げますが、全ての質問に回答できない可能性があることはご了承ください。また【質問】と入れておいていただけると見逃しが少ないです)



    ぜひとも使っていただきたい「たけお2号」内科医たけお(2号)に興味シンシンに聞いてみよう☝

    https://chatgpt.com/g/g-680191c357a48191b476839e3368d6c2-nei-ke-yi-takeo-2hao-nixing-wei-sinsinniwen-itemiyou



    《宿題》今週の一番良かった放送の数字を出来れば理由と共に記入ください!

    例)1134この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!(匿名でも可能です)

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    #医療 #健康  #スタエフ医療部



    《AI要約》誤字はご容赦!


    竹お内科クリニック院長の内科医たけお先生がお送りする「心身健康ラジオ」。毎週金曜日は、過去1週間(第1409回~1414回)の放送を振り返りつつ、リスナーから寄せられたコメントや質問に答える総集編です。今週は、学会参加の報告から医療現場の課題まで、多岐にわたる話題が展開されました。


    **日本内科学会とAIの登壇**

    第1410回・1411回では、久しぶりに現地参加した日本内科学会の感想が語られました。コロナ禍を経てオンライン学会が定着する中、現地ならではの空気感や人との交流の重要性を再確認。また、史上初となるAI(サクラ先生)の学会登壇や、交流分析(エゴグラム)を実際の診療や面接で活用することの難しさ(瞬発力が求められる点など)について議論が交わされました。ちなみに、クリニック名が長すぎて書類作成が大変という、たけお先生の個人的な悩みも吐露されました。


    **予後予測とコミュニケーション**

    第1409回・1412回で扱った延命治療や回復の見込みについては、リスナーのレモネードさん(お誕生日おめでとうございます!)の実体験を紹介。過去の入院時に医師とのコミュニケーションでモヤモヤした経験から、予後予測の難しさや、医師と患者がお互いに歩み寄るコミュニケーションの大切さが語られました。冷たい態度は連鎖するため、信頼関係の構築が重要であるとの見解が示されました。


    **健診と医療の危機**

    第1413回のNHK番組を受けた「健診」の話題では、受診する層としない層の分断を指摘。組織に属さない人々へのアプローチの難しさが浮き彫りになりました。

    また、第1414回の「医療を巡る3つのピンチ(看護師不足、現場の疲弊、コスト増)」では、医療従事者の待遇改善が進まない現状や、個人の生存戦略(辞める等)が全体の医療崩壊に繋がりかねない構造的問題について言及。財源確保には国民負担が避けられないものの、政治的な難しさもあり、解決の糸口が見えにくい厳しい現実が共有されました。


    最後は恒例の「心身じゃんけん」が行われ、今週は「チョキ」で締めくくられました。来週もリスナーと共に、医療と健康について考えていきます。

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    22 mins
  • 《1414》医療をめぐる3つのピンチ💦
    Dec 10 2025

    【今週の興味シンシン医療ニュース】

    ・ 看護師不足 ピンチです。

    ・「献体」不足 ピンチです。

    ・「直美」増加 ピンチです。

    https://note.com/naikaitakeo/n/n9796d16d6418


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    #医療 

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    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけお氏によるラジオ放送「今週の興味津々医療ニュース解説」の要約です。今回は、日本の医療界が直面している「3つのピンチ」に関するニュースが取り上げられました。


    **1. 看護学生不足と看護学校の閉校(NHK 12/4)**

    全国の看護学校で入学者の定員割れや閉校が相次いでいるというニュースです。看護系大学や養成所の受験者数は2015年頃から減少傾向にあり、特に直近2年間での減少が著しく、ピーク時の約7割まで落ち込んでいます。

    たけお氏は、この背景には「給与水準の問題」があると指摘します。看護師の給与は新卒時には全産業平均を上回るものの、昇給が緩やかで30代前半には逆転されてしまう現状があります。医療・介護業界全体で給与が上がらない限り、人材の流出や志願者減少といった深刻な事態は解決しないとの見解を示しました。


    **2. 献体不足による医学教育への危機(朝日新聞 12/10)**

    千葉大学医学部などで、医学教育や研究のために遺体を提供する「献体」の登録者が減少しており、将来の医師育成に影を落としています。

    たけお氏は、医学生にとって解剖実習は人体の構造を学ぶ基礎であり、外科医の手術手技向上や医療機器開発にも献体は不可欠であると強調します。献体数の減少は学生の学びの機会を奪うことになりかねず、さらに解剖を指導する教員の不足も重なり、医学教育の質の維持が難しくなっている現状を憂慮しました。


    **3. 若手医師の「直美(ちょくび)」増加問題(産経新聞 12/5)**

    初期臨床研修を終えた若手医師が、保険診療の各科を経ずに直接、高収入な美容医療分野へ進む「直美」が増加していることに対し、厚生労働大臣が国会で「好ましくない」との認識を示しました。

    これに対し、たけお氏は、医療全体の配置を考えれば懸念はあるものの、職業選択の自由や、保険診療と自由診療の給与格差という現実がある以上、個人の選択を強制的に制限することはできないと述べました。

    一方で、若手が直接、在宅医療(直在)や緩和ケア(直緩)、心療内科などに進むキャリアについては肯定的であり、現場での経験を通じて医師として成長することは可能だとしています。


    **まとめ**

    今週のニュースはいずれも、人材の不足や偏在、教育体制の維持など、医療システムそのものが抱える構造的な課題を浮き彫りにしています。

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    11 mins
  • 《1413》健診を巡る物語
    Dec 9 2025

    【本日のおすすめ番組】

    ドキュメント72時間

    健康診断 体の声に耳をすませば

    配信期限12月12日(金)午後10:29

    https://www.web.nhk/tv/an/72hours/pl/series-tep-W3W8WRN8M3/ep/8PR9Q845XY


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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    内科医たけお先生による、NHK『ドキュメント72時間』の視聴感想と、そこから広がる「健診」についての重要性を説いた放送回の要約です。


    **【番組の紹介と背景】**

    たけお先生は今回、NHKのドキュメント番組『ドキュメント72時間』の12月5日放送回「健康診断 体の声に耳をすませば」を取り上げました。この番組は、ある1つの場所に3日間(72時間)カメラを据え、そこを訪れる人々に突撃インタビューを行うというものです。今回の舞台は、静岡県浜松市にある大規模な「聖隷健康診断センター」。たけお先生ご自身も以前からこの番組のファンであり、今回は医療現場がテーマということで興味深く視聴されたそうです。


    **【印象に残った受診者たち】**

    番組には様々な背景を持つ人々が登場しました。先生が特に印象に残った事例として、以下の方々が挙げられました。

    1. **40数年ぶりに健診を受けた男性:** 元々自営業で病院嫌い、「いつ死んでもいい」と考えていたものの、周囲に説得されて嫌々ながらも受診した方。

    2. **健診で異常が見つかった若者:** 健診結果をきっかけに病院を受診した方。先生は「健診で引っかかっても放置する人が多い中、適切に医療機関を受診したのは素晴らしい」と称賛しました。

    3. **禁煙外来の若者:** ジャラジャラのピアスをつけた若者が、禁煙のために受診している姿。

    4. **パラアスリート:** 骨肉腫で義足となり、次のパラリンピックを目指すためのメディカルチェックに訪れた選手。


    **【医師としての視点とメッセージ】**

    たけお先生は、番組を通じて改めて「健診を受けること」、そして「結果を受けて行動すること」の重要性を強調しました。

    特に、会社員時代は義務として受けていた健診も、定年退職後や自営業になると受診義務がなくなり、足が遠のいてしまうケースが多いと指摘。引退後こそ、自らの意志で定期的に体のメンテナンスをする「習慣」が大切であると語りました。

    また、健診は受けっぱなしにせず、適切な事後措置(精密検査や治療)を行うまでがセットであると、産業医としての経験も踏まえてリスナーに問いかけました。


    **【まとめ】**

    先生自身も「健診を受ける患者」「健診を行う医師」「結果を見て指導する産業医」という3つの立場を持っています。それぞれの視点から見ても、今回のドキュメントは人間模様や人生観が垣間見える非常に興味深い内容だったと総括。放送後1週間程度(「NHKプラス」などで)の見逃し配信があるため、ぜひ見てほしいと推奨して放送を締めくくりました。



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    7 mins
  • 《1412》回復の見込み どう判断する⁉️
    Dec 8 2025

    【本日のご質問】

    「回復の見込み」について教えてください。


    高齢の家族が食事を取れなくなり、治療方針を選択する場面がありました。医師に「この状態はもう不可逆なのか」「回復する可能性はどれくらいなのか」と個別の状態について相談したつもりだったのですが、うまく質問できず、返ってきたのは「一般的にこの年齢の方なら回復は困難です」という一般論のみで、家族の状態に即した説明は聞けませんでした。


    結果として自然な経過を見守りましたが、今でも「あのとき何をどう聞けばよかったのか」と考えてしまいます。確かに高齢でしたし、家族みんなで穏やかに最期の時間を見守れたので後悔はないのですが…


    同じような場面で、患者本人の状態に基づいた具体的な見通しを医師に聞きたい時、どのように質問すればよかったのでしょうか?


    また、医師はどのような情報を判断材料にして「回復が困難」と結論づけているのでしょうか。総合的に判断されており、素人が聞いても理解が難しいのだろうとは思いますが、気になります。


    もやもやした質問ですみません。よろしくお願いします。


    この放送では皆さまからのご質問・リクエストを大募集しています!こちらのフォームから是非!

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    #医療 

    #健康  

    #スタエフ医療部


    ■AI要約(誤字はご勘弁ください)


    本放送では、内科医たけお先生がリスナー(レモネードさん)からの「高齢家族の回復の見込み」に関する質問に回答しています。


    質問者は以前、食事が摂れなくなった高齢の家族の治療方針を決める際、医師から「この年齢では回復は一般的に困難」という説明しか受けられず、個別の状態に基づいた具体的な見通しを聞けなかった経験がありました。そこで、「医師は何を材料に回復困難と判断しているのか」「具体的にどう質問すればよかったのか」について質問が寄せられました。


    **【回答の要約】**


    **1. 予後予測の難しさと医師の「勘」**

    結論として、高齢者の予後予測は非常に難しく、医師の経験則や「勘」に依存する部分が大きいのが現実です。「食事が摂れない」という状態一つをとっても、その原因(誤嚥性肺炎、脳卒中、あるいは老衰など)によって経過は全く異なるため、一概には言えません。


    **2. 「回復」の定義と医療の不確実性**

    救急や急変の現場では、「回復」しても元の体力(100%)に戻ることは稀です。一命を取り留めたとしても、以前より機能が低下した状態(例えば80%や60%)で落ち着くことが多く、どこまでを「回復」と呼ぶかという認識のズレも生じやすい点です。また、癌などは比較的予後予測が容易ですが、老衰や臓器不全による緩やかな機能低下は、いつが終末期かの判断が専門家でも困難です。


    **3. 家族ができること:普段の情報の提供**

    医師(特にかかりつけ以外や救急医)にとって、患者の「普段の様子」は未知の情報です。検査データだけではわからない、普段の生活動作(ADL)や活動レベルを家族から医師に伝えることが重要です。「普段はこれくらい元気だった」という情報があって初めて、医師はより精度の高い個別的な見通しを立てやすくなります。


    **結論**

    現代医療をもってしても、寿命や回復の正確な予測は不可能です。医師の「一般論」に留まってしまうのは、個別差が大きすぎるためでもあります。後悔のない判断をするためには、医師に「普段の生活状況」を詳しく伝えた上で見解を求めることが、より納得感のある説明を引き出す鍵となります。

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